【江陵(カンヌン)=桑村朋】大規模イベントにつきものなのが、チケットを不正販売するダフ屋。平昌(ピョンチャン)冬季五輪の会場周辺でも、入手困難なチケットを転売する行為が横行している。会場周辺を歩くと、公式チケットショップの目と鼻の先で声をかけ、堂々と「交渉」をもちかける姿が見られた。
■通常の倍の価格
10日夕、江陵オリンピックパーク前の公式チケットショップ前。同会場はアイスホッケー女子の南北合同チーム初戦を控え、周辺は人であふれていた。
会場前のチケットショップ前は、長蛇の列。その人込みにまぎれ、中年男性が「チケットは持っているか」と韓国語と片言の英語で記者に話しかけてきた。
「持ってない」と返すと、「何が見たいんだ」と尋ねてくる。「アイスホッケーが見たい。南北合同チームの試合だ」と言うと、「それは売り切れだ。スピードスケートならあいつが持っている」と、近くにいた欧米系らしき男性を指さし、「今なら50万ウォン(約5万円)だ」と、正規の倍以上の値段を提示してきた。




