21日の「敬老の日」にちなみ、県は高齢者の人口推計(同日現在)を発表した。県内の65歳以上の高齢者は約84万5千人で、県内総人口に占める割合(高齢化率)は29・9%となり、いずれも過去最高を記録した。国勢調査の結果から、県内の高齢者人口は大正9年の調査開始以来増加が続いており、高齢化率も昭和30年ごろから年々高くなっている。(永井大輔)
県統計課によると、高齢者数は前年同期に比べ約1万人増え、高齢化率も0・5ポイント上昇した。男女別では男性38万1226人(高齢化率27・1%)、女性46万3490人(同32・8%)だった。
市町村別の高齢化率は、県内44市町村のうち30市町村で30%を超えた(7月1日現在)。前年に続き大子町が46・6%のトップで、次いで利根町46・3%▽河内町39・3%▽常陸太田市38・9%▽常陸大宮市37・6%-の順で続き、県北地域の高齢化が際立つ。
反対に高齢化率が低かったのは、つくば市20・2%▽守谷市23・0%▽神栖市23・6%▽東海村25・8%▽ひたちなか市26・1%-の順。つくば市が2位と2・8ポイントの差をつけている。
県内を5地域に分けた際の高齢化率は、県北地域が32・0%で最も高く、県西地域30・5%、鹿行地域29・8%、県央地域が29・5%、県南地域28・3%の順だった。
県内の高齢化率は昭和30ごろまでは約5~6%で推移していたが、その後は年々上昇し、昭和60年には10%を超え、平成22年には20%台に達した。



