新潟県知事選

与党、新潟での連敗ストップ 地上戦に徹し空中戦僅差でかわす 花角英世氏「なんとかゴールできた」

 一方、元県議の池田千賀子氏(57)には最初の選挙サンデーから、野党5党1会派の国対委員長らが応援演説に駆けつけ、森友・加計学園問題を追及。官僚出身の花角氏を「官邸の言いなりになる」と批判した。2日には各党派の党首がそろい踏みした。市民団体の集会やSNS(会員制交流サイト)なども活用した。

 いわば、地上戦に徹した花角氏が、空中戦を仕掛ける池田氏をかわし、逃げ切った選挙戦だったといえる。

 「こんなにも大変な選挙とは全く思わなかった。なんとかゴールできた」。当選確実となり、新潟市内のホテルで万歳三唱を終えた花角氏は選挙戦を振り返った。与党も何とか勝利したとはいえ、結果は最後まで分からない僅差だった。来年の統一地方選や参院選では、野党統一候補と与党候補の事実上の一騎打ちが多発する見通しだが、与党にとって楽観視できる結果ではなかった。

 新潟県が抱えるのは、原発再稼働問題だけではない。人口減少や地盤沈下する経済、停滞する農業と課題が山積している。花角丸は船出するが、前途洋々とまでは言えない状況だ。(池田証志)

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