学習塾「明光義塾」を展開する明光ネットワークジャパンは、小・中・高校生の子供を持つ保護者を対象にした「子供の自転車利用」に関する実態調査の結果を公表し、8割超の保護者が子供の車道走行に不安を感じていることが分かった。4月に自転車の交通違反に対する「青切符」制度が導入されて以降、初めてとなる秋の全国交通安全運動(9月21~30日)では、自転車の交通ルールの理解が重点項目の一つに掲げられている。
半数が危険感じる体験
調査は、7月30~8月4日に全国の小学1年生~高校3年生の子供を持つ保護者1000人を対象に、インターネットで実施した。
子供が自転車で車道を走ることへの不安について聞いたところ、83.8%が「不安に感じる」(非常に不安を感じる:38.3%、やや不安を感じる:45.5%)と回答。子供の車道走行に不安を抱く保護者は8割に上った。
子供から、自転車で車道を走行中に「ヒヤリ・ハット(危険を感じた)」した体験を聞いたことがあるかと尋ねると、半数近い48.4%が「ある」と回答した。
自転車の交通ルールに違反したという報告を子供から受けたことがあるか聞くと、約4人に1人に相当する24.1%が「ある」と回答した。
ヘルメット着用も未定着
子供の自転車利用時のヘルメット着用状況について聞くと、「毎回着用している」は34.0%にとどまった。一方、「ほぼ毎回着用している」は23.8%、「時々着用している」は11.6%、「ほとんど着用していない」は8.6%、「全く着用していない」は21.9%となり、着用していないとの回答が3割になった。2023年4月から、自転車利用者のヘルメット着用が全年齢で「努力義務」となったが、子供の着用は定着したとはいえない。
調査では、6割(57.9%)が学校や自治体で保護者向けの自転車の交通ルールや青切符導入に関する講習会が開催された場合、「参加したい」と回答した。通学や習い事などで日常的に自転車を使う子供がいる家庭では、正しく利用する知識が求められている実態が浮き彫りとなった。





