千葉県立沼南高柳高校(柏市)で、修学旅行先の沖縄県に関する事前学習の教材に、米軍基地に絡む部分に事実と異なる表記があり、誤った内容を生徒に指導していたことが2日、関係者への取材で分かった。学校側は事実確認が不十分で不適切な表記と認めた上で、該当部分を削除した。
「反米感情を抱きかねない」
問題の教材は「沖縄クイズ2」。沖縄県の風土や文化を事前に学んでもらうため、同校で勤務していた教員が令和3年度に独自に作成した。同県名護市辺野古沖で今年3月、同志社国際高校(京都府)の生徒ら2人が死亡した転覆事故を巡り、教育現場の政治的中立性が問われる中、千葉県議会の6月定例会文教委員会での中村実県議(自民)の指摘で明らかになった。
