徳島県が建設を計画しているホールを巡り、計画の経緯を知ってもらおうと建築家の団体が徳島市内で企画した展覧会について、県が会場を運営する事業者に貸し出し中止を要請していたことが1日、分かった。
県によると会場の貸しスペースは県有地にある。展覧会は日本建築家協会徳島地域会が企画。従来の計画に基づいて作られた建物模型などを展示し、計画変更までの経緯を知ってもらう機会にしたいとの考えだった。ホールは新たな計画が進んでおり、県は県有地での開催はふさわしくないと判断。「県が主催していると誤解を招く」とも説明している。
県によると、展覧会会場の貸しスペースを運営する事業者とは「利用目的について県が指示や要請をできる」との覚書を結んでいたという。県が5月25日に展覧会の内容を把握、29日に運営事業者に貸し出し中止を要請した。6月1日から開催予定だったが、中止となった。
ホールを巡っては令和5年にコスト減を公約に掲げていた後藤田正純知事が就任したことにより、従来の計画が振り出しに戻った。




