吉本新喜劇では昨年新しい座員が17人入団し、続々と笑いの殿堂・なんばグランド花月(NGK)デビューをしています。今回はその中から後藤サフィーを紹介します。
父親がアルジェリア人、母親が日本人で、すらりとしたスタイルにエキゾチックな風貌の彼女。しかし「日本語しかしゃべれません。中身はめちゃくちゃ日本人です」と笑います。
映画好きで人前に立つのが好き。高校時代は演劇部に所属し、現在は大学生と新喜劇座員の二足のわらじ。大学でも演劇を学んでいるそうです。
「高校時代はコメディーのお芝居ばかりやっていて。大学でコメディー以外のお芝居をやってみて『あれ? 違う』って思ったんです」。そこで頭に浮かんだのが、幼少期にずっとテレビで見ていた新喜劇。ちょうどそのタイミングで5年ぶりのオーディションが開催されていたというから、人生は何が起こるか分かりません。
初めてNGKに出た感想は、「すごい緊張しいですが、変な萎縮はせずに意外と楽しめました。あとは、子供の頃に見ていた新喜劇の世界に自分がいることがすっごいうれしいです」。クリクリの瞳を輝かせながら、「お客さんの目を引くことができる『カケラ』が自分の見た目や雰囲気にはあると思うので、それを成長させていきたいです」と語ります。
今後どんな新喜劇座員になりたいか質問すると、「舞台袖から見ていると、島田一の介師匠が登場しただけでお客さんが笑ったり沸いたりするんです。師匠みたいに、見ている人が元気になって、パッと空気を明るく変えるような人間になりたいです!」と明るく答えてくれました。
楽屋では台本とにらめっこしたりメモを取ったりと、真面目な面も持つ後藤。今後どんな座員になっていくのか、みなさんぜひご注目ください。
ちなみに後藤のお母さまと筆者は同い年でした。ひえー! 私もしっかりします(笑)。
(吉本新喜劇座員・芸人ライター 吉岡友見)





