【ワシントン=塩原永久】米議会上院(定数100)は4日、トランプ大統領が議会の承認を得ないままイランへの攻撃を継続できないようにする決議案に関して、採決に進むための動議を賛成47、反対53の反対多数で否決した。
採決では、多数派を握る与党・共和党で1人を除き全員が反対。野党・民主党側は1人を除いて賛成した。
米憲法は議会に宣戦布告の権限を与える一方、軍の最高司令官は大統領と規定する。1973年に制定された戦争権限法は、大統領が軍事力行使に関して議会と事前に協議するよう求めている。
今回の決議案は戦争権限法に基づき、大統領のイラン攻撃継続に制約を課す内容。トランプ政権が議会を軽視して一方的にイラン攻撃に踏み切ったとして、民主党を中心に反発が強まっていた。




