大阪市の森之宮エリア、特区事業の拠点候補 吉村知事「万博のレガシー継承、移動革命も」

記者団の取材に応じる大阪府の吉村洋文知事=15日午前、大阪市中央区
記者団の取材に応じる大阪府の吉村洋文知事=15日午前、大阪市中央区

大阪府の吉村洋文知事は15日、政府が推進する「スーパーシティ型国家戦略特区」の指定を受けている大阪市域のうち、東部の森之宮地域について、大阪・関西万博のレガシー(遺産)を継承したライフサイエンス事業の拠点候補に「なり得る」との認識を示した。府庁で記者団の取材に答えた。

森之宮では今年9月に大阪公立大の新キャンパスが開校したほか、医療機関などが立地し、大阪メトロの新駅も開業する予定。将来的に自動運転バスの運行や空飛ぶクルマの離着陸場整備も計画されている。

吉村氏は森之宮について「東の拠点としてまちづくりを進める中で、万博のレガシーを受け継ぐエリアになる」と強調。「モビリティー部門のレガシー拠点にもなる。大阪城とベイエリアを空飛ぶクルマでつなげば、移動革命が起こる。需要も多いだろう」と語った。

スーパーシティ型国家戦略特区では、規制緩和により先端的なデジタル技術を実装し、地域の課題解決を目指す。府市は令和4年12月に策定した「大阪スーパーシティ全体計画」で、特区指定に基づくライフサイエンス事業の拠点として、万博が開かれた大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま、同市此花区)とJR大阪駅北側の再開発区域「うめきた2期」(同市北区)を挙げていた。

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