新総裁きょう決定 首相経験者の動向焦点 上位2人の決選投票が確実な情勢

(左から)小林鷹之氏、茂木敏充氏、林芳正氏、高市早苗氏、小泉進次郎氏(いずれも春名中撮影)

自民党は4日投開票の総裁選で、石破茂首相の後任の党総裁を選出する。立候補した5人のうち小泉進次郎農林水産相、高市早苗前経済安全保障担当相、林芳正官房長官の3氏が軸となる。国会議員票と党員・党友票による1回目の投票では誰も過半数に届かず、上位2人の決選投票実施が確実な情勢だ。

産経新聞の取材では、国会議員票では小泉氏が3割(約90票)以上を固め、リードしている。これに林氏が続く。党員票では高市氏に最も勢いがある。小林鷹之元経済安保担当相と茂木敏充前幹事長は苦戦している。

各陣営では3日、決選を見すえた水面下の動きが活発化した。

小泉氏は3日、支持候補を明言していない麻生太郎元首相や岸田文雄前首相とそれぞれ面会した。支援を要請したとみられる。茂木氏も麻生氏と会い、最終盤情勢について意見交換した。

1回目投票は国会議員票295、党員票295の計590票を争う。決選は国会議員票295、都道府県票47の計342票で、国会議員票の比重が大きい。このため一定数の議員の投票行動に影響力を持つ麻生、岸田両氏の対応が注目される。麻生氏側近の井上貴博衆院議員はSNSに「党員投票の結果が民意であり、その結果を反映し国会議員が投票行動することが全て」と投稿した。

一方、林陣営の幹部は3日、林氏が3位以下となり、小泉氏と高市氏が決選に進んだ場合、林陣営の多くが小泉氏に投票するとの認識を小泉陣営に伝えた。

党員投票は3日、締め切られた。4日投票の国会議員票と合わせて開票結果が発表される。

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