北海道夕張市で30年以上続く「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」を主催してきたNPO法人が破産手続きの開始決定を受けた問題で、新たな運営委員会が16日、札幌市で記者会見し、今年の映画祭の詳細を発表した。10月17~20日に夕張市と隣の栗山町で開催し、現時点で38作品を上映する予定。名称は「ゆうばり国際ファンタスティック思い出映画祭」に変更する。
映画祭を巡っては、過去の受賞者への賞金未払い問題が昨年発覚し、主催のNPO法人は今年1月、札幌地裁から破産手続きの開始決定を受けた。昨年から、東京都内のイベント会社などで構成される新たな運営委が運営を担っている。
運営委の田村謙治マネージング・ディレクター(57)は会見で、従来の映画祭との連続性を強調し「夕張の文化発信と経済活性化の場として復活を目指す」と述べた。
映画祭は1990年に始まり、市の財政破綻の影響で2007年に中断。08年に市民や映画ファンの後押しで復活した。




