【ワシントン=坂本一之】トランプ米大統領は25日、ホワイトハウスで韓国の李在明(イジェミョン)大統領と会談する。6月の李氏の大統領就任以降、対面による初の米韓首脳会談で、防衛協力や貿易・投資、北朝鮮問題などについて協議する見込み。トランプ氏が欧州やインド太平洋地域の同盟国に呼び掛ける防衛費増額を巡って韓国にどのような要求をするかが注目される。
首脳会談では安全保障問題を巡り、米韓同盟の推進や抑止力の強化を確認し、防衛産業の協力を議論する見通し。トランプ政権が進める「負担の分担」に向け、韓国の防衛費拡大や在韓米軍の費用などについても意見を交わす可能性がある。
日米韓3カ国による連携や、中国の台湾侵攻に備えた対応も重要な課題となる。
関税を巡る貿易協議で7月30日に合意を発表した内容などに関しても議論する見込み。米側は韓国に対する「相互関税」を25%から15%に引き下げる一方、韓国側は3500億ドル(約52兆円)を米国に投資するとしている。
会談では、トランプ氏が北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党総書記との再接触に意欲を示していることから、北朝鮮との対話についても意見を交わすとみられる。
韓国の趙顕(チョヒョン)外相は首脳会談に先立ち、大統領訪日への同行を取りやめて急遽(きゅうきょ)、訪米。22日にルビオ米国務長官と協議して調整を進めていた。




