ロシア地理学会が主催する自然や歴史・文化遺産の保存や普及に貢献した人を表彰する「クリスタル・コンパス」賞の写真部門で29日、宇都宮市在住の野生生物写真家、福田俊司さん(76)が大賞を受賞した。
福田さんは日本以外に、1990年代初頭からロシア科学アカデミーの協力も得ながらロシア極東やシベリアで撮影を続けてきた。絶滅危惧種のアムールトラやアムールヒョウのほか、ホッキョクグマやオオワシなどの作品で高い評価を獲得した。世界的な自然写真コンテスト「ネイチャーズベスト」などでも受賞歴がある。
福田さんは受賞あいさつで「日本の自然をより深く知るためにロシアにやってきた。ロシア極東の自然は日本の自然の映し鏡だ」と語り、自然は国境を越えてつながっていると強調した。(共同)




