石破茂内閣の支持率が低迷する中、自民党内ですら国民民主党の玉木雄一郎代表の首相待望論が浮上している。国民民主の勢いは続いており、「玉木首相」は自民、公明両党の与党に国民民主を加えた「自公国」の枠組みでも、立憲民主党を中心とした野党主導の政権でも目玉となり得る。一方、夏の参院選で党勢を拡大した上で将来の政権奪取を目指す国民民主は、他党の思惑に警戒を強めている。
「ポスト石破」不在の厳しい現実
石破首相(自民党総裁)自らが招いた衆院1期生への商品券配布問題が発覚した後の3月下旬、東京都内の飲食店に首相の政権運営に批判的な自民議員らが集まった。「首相を降ろす場合、『玉木首相』はあり得る」。ある閣僚経験者がこう切り出すと、参加者はそろって賛同の声を上げた。
