白物家電の出荷額1・2%減 2025年度、昨夏のエアコン好調の反動

日本電機工業会は13日、2025年度のエアコンや冷蔵庫といった白物家電の国内出荷額は前年度比1・2%減の2兆5462億円になるとの見通しを発表した。昨夏の記録的な猛暑の影響で好調だったルームエアコンの反動減が響く。今春闘での賃上げによる消費拡大は期待できると指摘した。

製品別では、ルームエアコンが2・0%減の8199億円、冷蔵庫が0・6%減の4084億円、洗濯機が3・0%減の3724億円。新築需要の落ち込みなども下押し要因となる。

一方、インバウンド(訪日客)需要を追い風に電気シェーバーは3・2%増の591億円。高価格帯が人気の炊飯器や電子レンジも微増になる見通しだ。

電機工業会の近藤史郎会長(富士電機社長)は東京都内で記者会見し、「賃上げがしっかりと手取りの増加につながれば、(需要が減少している製品は)底打ちする方向にいくのではないか」と語った。

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