千葉「正論」懇話会の第82回講演会が16日、千葉市美浜区のホテルニューオータニ幕張で開かれ、NTTチーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジストの松原実穂子氏が「ウクライナと中東情勢が浮き彫りにした日台のサイバー教訓」との演題で講演した。
松原氏は、ロシアからの侵略前にウクライナはサイバー攻撃に備え、地道に防御対策を強化し続け、英米政府や企業の支援も受けたことで「攻撃は多いが、かなり防げている」と指摘した。台湾有事でサイバー攻撃が使われうると想定し、米国政府が繰り返し警告を発していることも紹介した。その上で「サイバーセキュリティーが担保されないと企業活動は守れない。想定外の事態に備え、長期的な準備が大切だ。政府もサイバー防御で役に立つ知見を民間に提供していくべきだ」と訴えた。




