大阪府寝屋川市の高倉地域に根づく新春の行事「高倉とんど焼き」が行われた。今年の干支(えと)「辰(たつ)」にちなんだとんどに火がともされ、巨大な火柱に住民らから歓声があがっていた。
とんど焼きは五穀豊穣(ほうじょう)と無病息災を願う行事。高倉地域では約50年前に一時途絶えたが、地域の伝統行事を後世に残そうと高倉とんど保存会が復活させ、平成22年から干支とんどづくりに乗り出した。
龍の形をした干支とんどは、保存会のメンバー約30人が地元で収穫した稲わら約40束と青竹を使って作った。全長約10メートルで、頭部だけでも高さ約3メートル。昨年11月に同市役所で頭部のみを展示後、同市梅が丘の田んぼに移し、約2カ月間全身が展示された。
周辺住民らが持ち寄ったしめ縄などを納めた後、とんどに点火。火はアッという間に燃え広がり、勢いよく火柱が立ち上がった。保存会の小林伸行会長は「昨年よりも多くの住民が参加してくれて、良い新年を迎えることができた」と笑顔だった。






