福島県富岡町で4日、首都圏の親子が参加し、ヒラメを釣って味わう「富岡町の海を知る体験ツアー」(主催・同町)が開催された。ツアーは今年9月に続く2回目。東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出で懸念されている風評の払拭を目的に「常磐もの」と呼ばれる福島県産の水産物の美味しさや安全性、同町の復興への取り組みを知ってもらおうと実施した。
ツアーには7組14人の親子が参加し、富岡漁港から釣り船「長栄丸」に乗り込み出港。イワシの生餌で次々にヒラメを釣り上げた。約80センチの大物を釣り上げた埼玉県草加市の小学5年生、村田生くん(11)は「ヒラメがぐいぐい引っ張ってきて、ダンベルくらい重く感じて、気持ちよかった」と、大喜び。東京都世田谷区の鈴木大志郎さん(43)は「8匹も釣れて小さいのはリリースした。メバルも釣れて海の豊かさを実感できた。また挑戦したい」と話した。
一行は、同町の食品検査場で釣った魚の放射性物質の検査の様子を見学し、夕食には釣った魚を使った料理を堪能した。




