物流業界で人手不足が懸念される「2024年問題」を前に、コンビニでレジを通さずに宅配の荷物を受け取るだけでなく、発送も自分でできるロッカーを、ファミリーマートが10月から試験導入する。東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県にある全店舗の約13%に当たる650店舗に、年内に順次設置。同社によると、コンビニ業界で初めての試みという。
このファミロッカーは通販サイトやフリマサイトで購入した荷物などを受け取るだけでなく、セルフサービスで発送もできるのが特徴。利用者は事前にヤマト運輸や日本郵便の発送サービスにアクセス。届いたQRコードをロッカーにかざすと伝票が発行され、荷物に貼ってロッカーに入れる仕組みになっている。
同社によると、店舗で扱う荷物はこの5年間で約1・3倍に増加。これまで1件あたり数十秒かかっていた対面での業務や、店内の荷物の保管場所の削減を図る。
試験導入の結果によって全国展開も検討しているといい、担当者は「お近くの店舗で一度利用していただき、利便性を感じてもらいたい」としている。




