近畿2府4県と福井県の全域、三重県の一部を管轄する近畿地方整備局の局長に7月4日付で就任した見坂(けんざか)茂範氏(54)が11日、大阪市内で記者会見した。6月の台風2号に伴う大雨が和歌山県などに甚大な被害をもたらしたことなどを踏まえ、「人命と財産を守る。安全・安心の確保にしっかりと取り組む」と抱負を語った。
2年後に控えた2025年大阪・関西万博に向けては「必要なインフラ整備や来場者の円滑な輸送を関係機関と連携して進める」と述べ、新大阪駅などと会場の夢洲(ゆめしま)との間を結ぶシャトルバスの専用道として暫定運用が予定されている阪神高速「淀川左岸線」の整備に尽力する考えを示した。
また、令和6年夏に先行街びらきが行われる大阪駅北側の再開発区域「うめきた2期」や、今後の北陸新幹線の延伸などは、関西経済活性化の「大きなチャンス」と強調。「産業活動を支えるために交通の結節点での街づくりを進める」と語った。
見坂氏は京大大学院工学研究科修了後、平成5年に旧建設省入省。福岡県県土整備部長や関東地方整備局企画部長、大臣官房技術調査課長などを歴任した。




