最大震度6弱が観測された大阪北部地震の発生から18日で5年を迎えるのに合わせ、被害が大きかった大阪府高槻市の浜田剛史市長は16日、幹部級職員らに「強靭(きょうじん)なまちづくりには終わりはない。絶えず努力を続けていく必要がある」と訓示した。
地震は平成30年6月18日午前7時58分ごろ発生。関連死を含め6人が死亡、約460人が負傷した。滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良の5府県で計6万1千棟を超える住宅被害が発生した。
高槻市内では登校中の市立寿栄小4年の女児=当時(9)=が倒壊したブロック塀の下敷きになって死亡するなどの被害があった。
訓示には課長級以上の市職員約120人が出席。浜田市長とともに大阪北部地震の犠牲者に対して黙禱(もくとう)をささげた。
浜田市長は公共施設のブロック塀撤去をはじめ、安全・安心な学校づくり、被災体験を踏まえた避難運営マニュアルや訓練実施など5年間の取り組みで着実な成果を挙げたとした。
そのうえで、今月上旬の台風2号の影響で全国各地で浸水被害が発生したことをあげ、「いつ災害が発生してもおかしくない状況で、日頃から危機意識を高く持つ必要がある」と呼びかけた。




