関東地方を中心にグランピング(グラマラスとキャンピングを組み合わせた造語)事業を展開している「HAMIRU」(千葉県市川市)が、千葉県多古町にある廃校をリニューアルし、グランピング施設とキャンプ場を併設させたリゾート施設「TACO GLAMP THE MEXICO」を3月7日にオープンさせる。施設を運営するHAMIRUでは「多古町の地域資源の活用や雇用創出を通じて、地域の活性化を目指したい」としている。
千葉県北東部の農村地帯に位置する多古町は、成田空港から車で約30分の距離にあり、特産品のヤマトイモは全国屈指の生産量を誇る。ただ人口は、最盛期の1950年代には約2万2000人を数えたが、少子化や過疎化の影響で1万3941人(令和4年4月1日時点)に減少。過去20年間で小中学校3校が廃校になった。
HAMIRUでは、千葉県市原市で廃校になった小学校を同市から借り受け、3年4月に「高滝湖グランピングリゾート」を開業。年間2万人以上が利用するリゾート施設へと再生させた。今回は多古町で2年3月に廃校になった旧常磐小学校を活用した。多古(たこ)町の音の響きから、メキシカンリゾートをコンセプトにしたという。
約3万平方メートルの広大な敷地には校舎や校庭、プールなどがあったが、校舎は改修して受付やシャワー、トイレなどを設置。校庭は宿泊が可能なグランピング場へ生まれ変わり、キャンプ場も併設する。プールは夜間も利用できるようにした。
オープンに先立ちクラウドファンディング(CF)を実施したところ、目標額の100万円をすでに突破。CFはオープン前まで受け付けている。
グランピングの宿泊料金(1泊)は、ドームテント、トレーラーハウスは1人当たり1万3000円(一部のテントは同1万1000円)。HAMIRUでは「訪れる人が何度も足を運びたくなる、思い出に残る空間にしたい」としている。





