NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が、18日の最終回に向けてクライマックスへ突入する。小栗旬(39)が演じた主役の北条義時は、源頼朝(大泉洋)との出会いを経て武士のトップまで上り詰める、いわゆる「勝者の物語」だ。しかし、1年を通じて描かれたのは、権力を持つ者の孤独と苦しみだった。撮影を終えた小栗が心境を語った。
10月のクランクアップまで、約1年半をかけて義時の人生を演じた。「まだまだ続けたい気持ちも、やっと終わったとほっとする気持ちもあった。納得のいく終わり方をさせてもらったので、スパッと切り替わった感じです」と振り返る。
義時は兄・宗時(片岡愛之助)から「坂東武者の世をつくる」という理想を託され、頼朝との出会いをきっかけに執権にまで上り詰めた。当初は初恋の人に大量のキノコを贈るなど、ちょっとずれたところのある普通の青年だったが、やがて幕府安定のためなら仲間すら切り捨てるダークヒーローのようになっていく。
