首都圏地盤のディスカウントスーパー、オーケー(横浜市)の二宮涼太郎社長が14日、産経新聞のインタビューに応じ、大阪府東大阪市で令和6年3月までに出店する店舗を「関西第1号店になる」とした上で、「京阪神を中心に出店を進める。(競争の)プレーヤーになるまで、あまりのんびりしていられない」と述べ、関西では人口が密集して市場の大きい京阪神地域で出店を急ぐ考えを示した。
オーケーは同市の市有地約3600平方メートルを10月上旬に落札し、「関西エリアの旗艦店」として出店を発表した。関西での出店は初めてで、本社がある横浜市の「みなとみらい店」(売り場面積約2700平方メートル)と同程度の大規模店舗となる見通し。
二宮氏は関西進出の理由として「競争が激しいが、大きな市場の中のプレーヤーとして売り上げを増やす余地はある。エイチ・ツー・オーリテイリングとの関西スーパーマーケット争奪戦の際も『関西に来てほしい』との声をいただいた」と話した。
首都圏では環状に走る国道16号の内側で年10店を目標に出店している。「関西では基本的に京阪神で物件を探す。存在感を発揮するためには一定の規模感がないと厳しい。どんどん出店したい」と意欲を示した。
M&A(企業の合併・買収)については「現時点で考えていない」として単独で事業展開を進める方針。「毎日が特売」「地域一番の安値」を掲げる店づくりの基本路線を「関西でも踏襲することが期待に応えることになる」と強調した。
オーケーは東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県に計約140店舗を展開しており、4年3月期の売上高(テナント除く)は5236億円。(牛島要平)




