日清、日露戦争や先の大戦などで戦没し、県内に本籍がある5万7828柱の神霊(みたま)を祭る千葉県護国神社(千葉市若葉区桜木)は10日、秋季大祭を執り行った。2月に遷座してから初めての秋季大祭となる。
同神社の責任役員を務める神谷俊一・千葉市長や奉賛会会長の臼井日出男元防衛庁長官ら、遺族や国、自治体の議員、地元関係者など約130人が参列した。
大祭では、竹中啓悟宮司が祝詞を奏上後、臼井会長らが祭文を読み上げた。参列者は1人ずつ玉串をささげて拝礼し、わが国の平和と繁栄の礎となった英霊たちの魂を慰めた。
竹中宮司はロシアによるウクライナ侵攻などを念頭に「日本を取り巻く情勢も険しくなっている。自衛隊の皆様方のご活躍に感謝するとともに、平和の大切さを後世に伝えていくのが使命だと思う」とあいさつ。
県遺族会の椿唯司(ただし)会長(85)=松戸市=は「(新たな境内地は)段差が無くなり、参拝しやすくなった。おやじたちのことを思いながら、玉串をささげました」と話した。




