トヨタ自動車は19日、台風14号の影響により、トヨタ車を手がける国内全14工場28ラインのうち、東北の2工場を除く12工場の計24ラインで同日の夜間稼働を停止したと明らかにした。20日は東北の2工場で昼間稼働のみ停止する予定で、ほかの工場は通常稼働を計画している。
12工場は元町工場(愛知県豊田市)やトヨタ自動車九州の宮田工場(福岡県宮若市)など。トヨタ車体のいなべ工場(三重県いなべ市)、岐阜車体工業の本社工場(岐阜県各務原市)、ダイハツ工業の京都工場(京都府大山崎町)も含む。
従業員らの安全を考慮した。影響台数は明らかにしておらず「休日出勤や残業で挽回を予定している」と説明している。
トヨタ自動車東日本の岩手工場(岩手県金ケ崎町)、宮城大衡工場(宮城県大衡村)と、日野自動車の羽村工場(東京都羽村市)の一部ラインは19日夜間に稼働した。