千葉・熊谷知事が銚子市沖を視察 洋上風力発電予定地

洋上風力発電の海域を視察した熊谷俊人知事(左)と、説明する越川信一市長=9日、千葉県銚子市の地球の丸く見える丘展望館(小野晋史撮影)
洋上風力発電の海域を視察した熊谷俊人知事(左)と、説明する越川信一市長=9日、千葉県銚子市の地球の丸く見える丘展望館(小野晋史撮影)

千葉県の熊谷俊人知事は9日、国内初の大規模な洋上風力発電の海域に指定された銚子市沖を、銚子市天王台の「地球の丸く見える丘展望館」屋上から視察した。

銚子市沖の洋上風力発電は令和7年に着工予定となっている。10年の運転開始に向け、4千ヘクタール近い広大な海域に高さ約250メートルの大型風車31基が1キロ間隔で建設される計画。

強風に吹かれながら知事は、洋上風力発電が行われる海域を一望した。視察後、記者団の取材に、「やはり風の町だ。経済界も漁協も一致団結している地域は貴重だと思うので、われわれも丁寧に進め、できるだけ波及効果が高まるようにしたい」と話した。また、知事は県が担う名洗港の整備や、観光振興などについて越川信一市長や地元選出の信田光保県議らと意見交換を行った。

洋上風力発電は、温室効果ガスの排出実質ゼロに向けた再生可能エネルギーの切り札とされ、地域振興への貢献が期待されている。県内では、いすみ市沖や九十九里沖の海域も名乗りを上げている。

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