米連邦議会議事堂襲撃事件から6日で1年が経過した。トランプ前大統領派の過激主義は今、米国の広い裾野、地域に浸透している。社会分断にあえぐ米国はトラウマを抱えつつ、中間選挙が行われる「政治の秋」へと向かう。
2021年1月6日、議会議事堂を襲撃した一団の標的は、「敵」である民主党議員や、バイデン氏の大統領当選確定を決める合同会議を取り仕切ったペンス副大統領(当時)ら共和党の〝裏切者〟たちだった。事件の詳細な記録収集や分析を行うジョージ・ワシントン大「過激主義プログラム」のジョナサン・ルイス研究員は「襲撃がわずかでも早ければ議員らに犠牲が出ても不思議はなかった」と指摘。合同会議が完了できたのは「幸運だったからにすぎない」と語る。
