福島第1の処理水 審査「2~3カ月」 規制委員長見通し

福島県浪江町から望む東京電力福島第1原発=4月
福島県浪江町から望む東京電力福島第1原発=4月

原子力規制委員会の更田豊志委員長は15日の記者会見で、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出に関する実施計画の審査期間について「2~3カ月という印象を持っている」と述べた。

更田氏はこれまで、放出設備の工事期間が1年程度とされることから、東電が年内に計画の審査を申請し、規制委が来年春には計画を認可しないと、目標とする令和5年春ごろの放出開始は難しくなるとの認識を示している。

年内の申請があれば来年春に審査結果を示せる計算となるが、更田氏は会見で、審査結果に対する一般からの意見公募を経る必要があるため、実際に計画を認可するまでの時間については「予想のつかない部分がある」と述べた。