衆院選は31日、投開票が行われ、北海道では12の小選挙区と比例代表(定数8)の合計20議席について自民党6、立憲民主党5、公明党2の議席を獲得することが確実となった。
午後11時40分時点の情勢を見ると、小選挙区は1区が道下大樹氏(45)=立民=、2区は松木謙公氏(62)=同=、5区が和田義明氏(50)=自民=、6区が東国幹氏(53)=同=、7区が伊東良孝氏(72)=同=、8区が逢坂誠二氏(62)=立民=、9区が山岡達丸氏(42)=同=、10区が稲津久氏(63)=公明=、11区が石川香織氏(37)=立民=、12区が武部新氏(51)=自民=となっており、残る3、4の2選挙区は自民と立民の候補者が激戦を繰り広げている。
比例は自民が鈴木貴子氏(35)と渡辺孝一氏(63)、公明が佐藤英道氏(61)の3人。
解散前の道内議席は自公10、立民など野党10と拮抗(きっこう)。自民党道連の伊東良孝会長は厳しい表情で開票結果を見守りながら「今回の選挙は接戦。祈るような気持ちで勝利を願っている」などと述べたほか、新型コロナウイルスの感染拡大で「有権者は候補者の声を聴く機会、候補者は思いをしっかり伝えることができなかったのではないかという思いをしている」と語った。