東京パラリンピックは、子供たちに大きな夢を与える舞台だと思う。障害を持つ本人を含め、親や家族にも、息子や娘がパラリンピックの選手になれるのでは、という夢と勇気をいろいろな角度で与えられる。また、『障害者がこれだけやれるんだから』と感じられることもたくさんある。
東京での開催だが無観客になった。いろいろな方に応援してもらえたり、現地に来やすく、非常に良い環境でやれることは、アスリートの一つの夢。放送が五輪よりも少ない中で、パラリンピックを直接見たり感じたりする良い機会だと思っていたんだけど…。
コロナ禍の中で開催されていることに関しては、すごくナーバスというか深刻な部分がたくさんある。ただ、一つ間違いなく言えることは、五輪・パラを含めてアスリートは世論がどう言っていても、やるかやらないかわからないようなお先真っ暗の状態の中で、そこに照準を合わせて、トレーニングを続けてきた。そういう人がいたことを理解してほしい。
東京パラリンピックが終わった後に、何が残るのだろうか。今までもレガシー(遺産)、レガシーと言ったのに結局、終わってみれば何も残らなかった。お金がない、人が集まらなかった今回の五輪・パラで、レガシーは非常に問われている問題だと思う。袖ケ浦市出身。(聞き手 平田浩一)
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24日に開幕した東京パラリンピック。障害者スポーツの振興や共生社会の実現に向けて取り組んできたキーパーソンに、開催の意義や注目点を聞く。




