26日の開幕に向け、21日に全日程が終了したオープン戦を5年ぶりの1位で終えた。阪神は20代の若い選手が競い合いながら成長し、矢野監督は「キャンプから取り組んできたことが実戦で出ている。いろんなところで手応えを感じた」。レギュラーシーズンの戦いに強い自信を示した。
この日は、オープン戦6本塁打のドラフト1位新人、佐藤輝が疲労蓄積のため初めて欠場。一方で開幕カードの第3戦で先発予定のガンケルが5回1安打1失点と好投し、本番にはずみをつけた。
「誰が戦力に入ってきてもおかしくない」と指揮官が胸を張るのが、救援投手陣の上積みだ。オリックスから昨季途中に加入した小林や、前ソフトバンクの加治屋が好調を維持。加えて新人右腕の石井大のマウンド度胸の良さを高く評価し「勝ちパターンで使ってみようと思う」と中継ぎの柱に据える構想も明かした。
過去5年、オープン戦1位のチームはいずれも公式戦で3位以下に沈んでおり、必ずしも成績に直結するわけではない。それでも戦力の底上げをはっきり感じられたのは大きな収穫だ。高まる優勝への期待とともに、矢野阪神が3年目の戦いを迎える。 (上阪正人)




