境内のあちこちにイノシシ 京都・護王神社

境内のあちこちにイノシシ 京都・護王神社
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 今年の干支(えと)、亥(い)にゆかりがある京都御苑西隣の護王神社(京都市上京区)。初詣を兼ねて境内を巡ると、至る所にイノシシをモチーフにした像などが顔をのぞかせる。

 祭神は平安遷都を桓武天皇に進言した和気清麻呂(わけのきよまろ)。清麻呂の災難をイノシシが救ったとされる由緒がありイノシシ神社として古くから親しまれている。清麻呂が流刑になって体が弱っていたところ、イノシシの守護で歩けるようになったという伝説から、足腰の神様としても信仰を集める。

 烏丸通に面した鳥居の前に立つと、「狛(こま)犬」ならぬ「狛猪」が眼前に飛び込んできた。岩に足をかけ、牙を出して天を見つめる姿は、雄々しくもどこかかわいげがある。

 鳥居をくぐり、心身を清めようと手水(てみず)舎に寄ると、ここにもイノシシ像が。「幸運の霊猪(れいちょ)」と呼ばれるこの像は、鼻を触ると幸が訪れるとされる。境内には、拝殿前に「狛猪」がもう一対、他にもイノシシを模した芸術作品などがあちこちにある。

 今年の三が日の参拝者は「例年の4倍」(同神社)とにぎわう。縁起の良いイノシシたちを楽しみながら、今年1年の健康や無事を祈願してみてはいかがだろうか。(京都総局 秋山紀浩)

 護王神社は地下鉄烏丸線丸太町駅から北へ徒歩7分。

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