志位氏の指摘通り、新潟では野党統一候補の勝利が続く。平成28年の参院選は野党統一の無所属で立候補した森裕子氏(現自由党)が自民党現職を破った。同年10月の知事選も野党系の米山隆一氏が自民党系に勝利した。昨年の衆院選も、事実上の与野党一騎打ちとなった県内6選挙区で野党系が4勝した。うち3人は共産党の推薦を受けた。
野党統一候補になれば、共産党も無党派層も取り込みやすくなるようだ。新潟では、複雑な県民感情がある東京電力柏崎刈羽原発が共通テーマにもなり、再稼働反対を訴える市民団体が野党系無所属の支持母体となった。
野党は28年の参院選で、全ての「1人区」統一候補を擁立し、11で勝利した。今回の知事選でまたも共闘の成果を出せば「新潟方式」が加速するのは間違いない。
一方の自民党は、敗れれば、参院選の「党の顔」を選ぶ9月の総裁選に影響を及ぼしかねない。
与党系の花角英世氏の陣営は、財務省決裁文書改竄や原発再稼働など安倍晋三政権への批判を前面に出す池田陣営と差別化を図るため「県民党」を掲げ、政党色を極力薄めてきた。



