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海を渇望、内陸国ボリビア…140年前の戦勝国チリとの国際法廷、判決へ

 国際司法裁判所(ICJ)は、南米の内陸国ボリビアが提訴した隣国チリとの海へのアクセス交渉を求めた裁判について、今年中に判決を出す見込みだ。ボリビアは19世紀の太平洋戦争(1879〜83)でチリに敗れて広大な沿岸部の領土を失った。モラレス政権は「海への出口」回復を悲願とし、裁判とあわせ国民的な盛り上げも図ってきた。チリは領土問題はないとし、モラレス大統領の政治的野心を批判している。

節目に戦闘「再現」

 オランダ・ハーグのICJで5年にわたった裁判は3月28日、最終の口頭弁論が行われて節目を迎えた。今後数カ月にわたる審査を経て、判決が見込まれる。

 スペインEFE通信によるとこの日、ボリビア軍は西部の平原で、19世紀風の衣装に身を包んだ兵士らによる1879年の戦闘の再現を行った。400人のボリビア兵と刀を手にした先住民が1500人のチリ部隊を撃退したとされる、カンチャスブランカスの戦いだ。昨年、当時の士官の日記が発見され、英雄的な戦いの詳細が判明したという。

 「わがインディアン(先住民)やボリビア兵は、父なる領土を守った」

 軍最高司令官でもあるモラレス氏は再現に参加し、139年前の戦いで出た多数の犠牲者に哀悼の意と祖国防衛への敬意をささげた。

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