試乗インプレ

ボディサイズもルックスも◎だけど…マツダの新型「アクセラ」、肝心の居住性や使い勝手は?(後編)

 アクセラセダンは、車体を斜め前方から見たときに、後端で主張するサイドの角ばったエッジが目を引く。ボディの側面には1本のキャラクターラインがリヤバンパーにかけてシュッと走っており、ボディを彫刻刀で削って鑢で仕上げたかのような陰影感を生んでいる。正直、今どきセダンは流行らないし、ノッチバック(トランクルームの平坦部分がはっきりと分かるクルマ)の3BOXはデザインをする上でなかなか自由の利かない形をしているが、ベンツやBMWのようにかっこいいミドルセダンはちゃんと存在する(あくまで個人的な感想ですが…!)。こうして魂動デザインを見ていると、一部車種を除いてあまり元気のない国産セダンを「デザイン面からもっと盛り上げてほしい!」なんて思ってしまう。ちなみにハッチバックモデルは、アルファロメオ・ジュリエッタのリヤに似ていて更にスポーティーだ。

内装のここがイイ! これはイマイチ

 広報車のボディカラーは新色の「マシーングレー プレミアムメタリック」。車体を鉄の塊から削り出したかのような、黒光りする金属質感をモチーフとした特別塗装色だ。写真を見ていただくと分かるかと思うが、光の当たった反射面はアルミ色のように白くならず、光が差し込む角度によって、むしろ黒や青など深みのある様々な色合いを見せてくれる。

 内装は黒を基調に、差し色としてシルバーを使用することで、メリハリの効いた空間を演出している。広報車のシートカラーはファブリック素材のブラックだったが、もし筆者がアクセラを買うとすれば、本革を使用したピュアホワイトのシートと、同色のドアトリムとセンターコンソールを選択しておしゃれ度をもう一段引き上げたいと思った(単純に好みの問題だが…)。

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