女性が従わない素振りを見せると、中被告は思いきり女性の頬を平手打ちした。そして後ろから抱きついた。
「お前が好きや」
そう言って無理やりキスをし、胸をもんだ。さらにナイフを首元に突きつけ、こうすごんだ。
「服を脱げ。脱がないと殺すぞ」
女性が拒否するや、中被告はいきなり、女性の首にナイフを振り下ろした。女性は殺されると思い、ポロシャツのすそに手をかけた。すると中被告はシャツを無理やりめくりあげ、上半身裸の状態にして、軍手をはめた手で女性の胸をもんだ。さらにキスをした。しかしその後はひたすら、女性の身体にナイフを突き立てた。
血だらけで脱出
女性もいったんはナイフを奪い、中被告に馬乗りになって電話の子機で殴るなど応戦した。しかし、中被告はすぐにナイフを取り返すと、女性の右頬を横から突き刺した。ナイフは頬を貫通し舌をも切り裂いた。
しかし、女性はここでひるむどころか「痛くて、すごい腹が立った」ため、口の中にたまった大量の血を中被告の顔に向けて吐き出したという。そして一瞬の隙をついて部屋を飛び出した。
「警察! 警察!」
血だらけで叫び、廊下を挟んで向かいのヘルス店に駆け込んだ。驚いた店員の顔が見えた。中被告はナイフを持って追いかけてきたが、もう何もしなかった。女性は冷静になると、急に裸でいることが恥ずかしくなったという。ふらふらと自室に戻ると、床に倒れて意識を失った。



