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経営再建中のシャープを買収する方向で交渉に入った台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘会長は5日、大阪市阿倍野区のシャープ本社で報道陣の質問に答え、「優先交渉権についてサインした」と述べ、2月29日に正式に契約を交わしたい考えを明らかにした。
郭会長は「本当は正式な契約を交わしたかったが、多くの法的なプロセスを踏まないといけないことがあり、きょうで完成することはできなかった」と語った。
シャープ再建をめぐっては官民ファンドの産業革新機構も提案をしていたが、高橋興三社長は4日の記者会見で「(交渉の力点は)鴻海により多くかけている」と説明。5日は午前から鴻海の郭会長がシャープ本社を電撃訪問し、高橋社長と直接交渉していた。
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【用語解説】鴻海精密工業
電子機器の製造を請け負うサービスの世界最大手。米アップルのiPhone(アイフォーン)やソフトバンクの人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を生産する。本拠地は台湾。2012年にもシャープへの出資で合意したが、実施を見送った。これとは別にシャープとは堺市の大型液晶パネル工場を共同で運営している。




