さらに、韓国消費者連盟が10月30日に発表した韓国版ブラックフライデーの調査結果では、百貨店のネット通販の一部商品で割引前後の販売価格が同じだったほか、相当数の商品も割引率が5~15%引きにとどまったという。
一部の高級化粧品などでは、イベント終了後も期間中と同じ価格で販売されていたほか、同じ商品でもネット通販では、店頭の割引率に比べ2~5割高い水準で販売していたケースもあったという。
韓国の電子掲示板ガセンギでは「普段、5000ウォンで売る商品を1万ウォンと表示して、50%割引で売るイベントだ」との揶揄や、「10~20%の割引は通常のセールと同水準。米国のような破格セールはほぼ不可能」とする書き込みもなされるなど、消費者は不信感を募らせる。
日本では近江商人が心得とする「売り手良し、買い手良し、世間良し」の「三方良し」が商道徳の根幹。売り手と買い手がともに満足し、社会貢献にもつながるのが良い商売の定義だ。売り手と朴政権(世間)だけが満足する二方良しの商売では、「やっぱり韓国版か…」というそしりは免れないだろう。(内田博文)



