小渕優子前経済産業相(41)の関連政治団体をめぐる政治資金規正法違反事件で、支援者向けに開いた「観劇会」の収支操作などの虚偽記載が始まったきっかけとして、簿外支出が積み重なった東京事務所の秘書側の意向が働いていたことが29日、関係者への取材で分かった。
この事件では、東京地検特捜部が28日、ともに小渕氏の元秘書で、前群馬県中之条町長の折田謙一郎被告(66)と、小渕氏の資金管理団体「未来産業研究会」の前会計責任者、加辺守喜(かべ・もりよし)被告(62)を同法違反(虚偽記載・不記載)罪で在宅起訴している。
関係者によると、未来産業研究会では、小渕氏の父、恵三元首相=平成12年死去=の時代から、選挙時の陣中見舞いや関係者との飲食などの簿外支出が存在。このため帳簿上の残額と実際の保有額に少なくとも数千万円の食い違いが生じていた。



