女優の宮沢りえさん(41)の母で、りえさんの所属している「エム・ツー企画」の代表取締役を務める宮沢光子(みやざわ・みつこ)さんが23日、死去した。65歳だった。通夜、密葬は近親者で済ませた。
光子さんは、芸能界入りしたりえさんをデビュー当時から支え、ステージママぶりから「りえママ」と呼ばれ、敏腕をふるった。同社によると、光子さんは肝腫瘍の診断を受けたが、本人の意思で自宅療養をしていた。
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光子さんの死去に伴い、りえさんは次のようなコメントを発表した。
「最期に、生きるということの美しさと、凄まじさと、その価値を教えてもらいました。そういった全ての宝物を胸に、私は、役者として、母として、女として、惜しみなく生きようと思います。 宮沢りえ」