産経WEST

触れても危険!猛毒キノコ 「カエンタケ」、今年も奈良で発生

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


触れても危険!猛毒キノコ 「カエンタケ」、今年も奈良で発生

今月確認された生駒山麓に発生しているカエンタケ(下原さん提供)

 昨年、奈良県の生駒山麓などで見つかった猛毒性のキノコ「カエンタケ」が今年も見つかり、同県生駒市は現地調査や注意喚起のための案内板設置を開始した。市ホームページ上でも周知を図っており、担当者は「万が一見つけても決して触れないで」と注意を呼びかけている。

触れただけで炎症「今年さらに10月にかけ増える…」

 キノコの愛好家らでつくる「奈良きのこの会」の世話人、下原幸士さん(65)が7月11日、同市北新町のハイキングコース周辺で約6本のカエンタケを発見、市に連絡した。

 カエンタケはニクザキン科のキノコで、高さは3~15センチ。表面が赤く、梅雨明けから10月にかけて、コナラなど、ドングリがなる木の根周辺に発生する。

 猛毒性のため、触れただけで炎症を起こすほか、口にすると下痢や嘔吐(おうと)、運動障害を引き起こす恐れがあり、最悪の場合は多臓器不全で死亡することもあるという。

 下原さんによると、昆虫が媒介する菌で樹木が枯死する「ナラ枯れ」の被害が起こった木に、比較的多くのカエンタケがみられるといい、昨年は生駒山で約100本、奈良市の若草山で1本を確認した。

(次ページ)昆虫採集、行楽に注意…

このニュースの写真

  • 触れても危険!猛毒キノコ 「カエンタケ」、今年も奈良で発生
  • 触れても危険!猛毒キノコ 「カエンタケ」、今年も奈良で発生

「産経WEST」のランキング