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スポーツ観戦に新時代が到来している。今年からJリーグの全試合中継が、衛星放送を主とする「スカパー!」からインターネット配信の「DAZN(ダ・ゾーン)」に変わった。バスケットボールのBリーグもネット中継を開始。五輪はテレビ局発信の中継がスマートフォンでも視聴できるようになった。スマホ観戦が急速に広まる一方、2020年の東京五輪・パラリンピックへ向け、より高品質なテレビ放送も始まろうとしている。(大宮健司)
「黒船」が号砲!
DAZNという黒船が日本サッカー界を席巻し始めている。英国発のスポーツ映像配信サービスで、昨年7月、Jリーグと放映権の独占契約を10年間2100億円の巨額で結び、関係者を驚かせた。年50億円とされるスカパー!と比べ、単純比較で4倍以上という超大型契約だ。
Jリーグが受けた恩恵は大きい。賞金やクラブへの配分金が今季から大幅に増加。優勝すればJ1仙台の年間売上高(15年度)に相当する総額22億円を3年に分けて得られるため、今季はどのクラブも鼻息が荒い。積極補強に乗り出したクラブも目立ち、サッカー界は一気に活気づいた。
一方、10年に渡って全試合有料放送でJリーグと二人三脚で歩んだスカパー!には、痛手となった。放映権をさらわれた後も放送継続の道を探っていたが、断念。昨年9〜12月に契約数が3%減少し、「Jリーグパック」が今年1月で終了すると、約6万7千件が自動解約になった。




