12月15日に山口県長門市で開かれる日露首脳会談を前に、ロシアのテレビクルーが22日、山口県内を取材に訪れた。24日までの3日間、県内の観光地を取材する予定で、この日は日露戦争の両国戦没者をまつる墓碑などを撮影した。
訪れたのは国営テレビ局「ロシア第一チャンネル」の取材チーム。毎週日曜日、午前10時10分から15分間放送される旅番組の撮影クルーだ。番組は25年間続く長寿番組として知られているという。
墓碑は長門市・青海島の通(かよい)地区にある。日露戦争で戦死した両国の兵士をまつる。地元住民が100年以上供養を続け、日露友好の象徴として注目を集めるようになった。市も案内板を設置した。
取材チームは、周辺住民に「いつから供養を続けているのですか」などとインタビューし、その様子を撮影した。プロデューサーのワシーリー・アンドレーエフ氏(41)は「こうした墓碑を知れば、ロシア人は日本の人々に必ず感謝すると思うので、ぜひ伝えたい」と語った。
番組は首脳会談直前の12月上旬の放送を予定している。



