豆類は栄養価が高く、食物繊維も豊富で、バランスの良い食事にうってつけの素材。缶やパックに入った市販の水煮などを使えば、水で戻したりする下準備をしなくても済み、日々の献立に手軽に取り入れられる。最近では豆類を蒸してパックに詰めた「蒸し豆」が注目されている。蒸すことで素材本来のうま味や風味が際立ち、栄養分を逃さずにとることもできるという。(財川典男)
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◆使い方いろいろ
豆類はタンパク質や食物繊維、ビタミンB群のほか、カリウムなどのミネラルが豊富だ。医学博士で管理栄養士の本多京子さんは「例えば大豆には、骨粗鬆(こつそしょう)症の予防に役立つイソフラボンも多い。蒸し豆なら水溶性のイソフラボンも溶け出さない」と話す。
蒸し豆は同様にうま味なども逃げないので、そのまま食べても味わい深く、さまざまな料理に使うことでバリエーションが一気に広がる。
「豆は和食のイメージもあったが、サラダやスイーツにも応用できるとは」
老舗フルーツ専門店の新宿高野本店(東京都新宿区)で今月初め、フルーツと蒸し豆を使った料理講座が開かれ、参加者からこんな声が上がった。
この日のメニューは、小さくカットした具材と小粒の蒸し豆をスプーンで食べる「チョップドサラダ」やヨーグルトをベースにしたスイーツなど。いずれも大豆や黒豆、あずきといった種類の蒸し豆をそのまま市販のパックから取り出して加えるだけの手軽さだ。旬のイチゴなどとの相性もよいと好評だった。
講師を務めた同店の長谷川絵美さんは「野菜、フルーツ、豆の組み合わせで栄養バランスもよく、おいしくて彩り豊かなサラダが完成。写真をSNSに投稿すれば多くのいいね!も獲得できる」と話す。




