米アクロバット飛行チーム、相次ぎ墜落、1人死亡 サンダーバーズとブルーエンジェルス
更新 sty1606030003 世界トップの曲技飛行チームとして知られる米空軍のサンダーバーズと、米海軍のブルーエンジェルスのアクロバット機が2日、相次いで墜落。空軍のパイロットは脱出し無事だったが、海兵隊のパイロット一人が死亡した。
空軍のサンダーバーズはF-16による曲技飛行チームで、2日にコロラド州で行われた空軍士官学校の卒業式にあわせ、上空で曲技飛行を行った直後に墜落した。
米テレビCNN(電子版)などによると、パイロットのアレックス・ターナー少佐は墜落前に異常を察知し、脚を下ろし着陸体勢に入っており、高速道路などの不時着場所を探したものの適した場所がなかったため、パラシュートで脱出したという。
空軍士官学校の卒業式は恒例の「帽子投げ」でも知られており、オバマ大統領も出席していた。事故後に空軍基地を訪問したオバマ氏はターナー少佐に面会し、日頃の任務に対する謝辞を述べたという。
一方、海軍の曲技飛行チーム、ブルーエンジェルスのF/A-18は、テネシー州の町スマーナ近郊に墜落。直後に爆発の黒煙が立ちのぼった。同チームは同州のスマーナ空港で4、5日に開催予定の「グレート・テネシー・エアショー」で曲技飛行を披露するため、同空港に展開して飛行訓練を行っていた。事故は訓練のため離陸した直後に発生したという。同海軍などによると、墜落したのはジェフ・クス海兵隊大尉の機体。
サンダーバーズは1953年6月に発足。米国全域のほか友好国にも遠征して軍のPRのための曲技飛行を実施しており、日本にも数度訪れている。
ブルーエンジェルスは1946年4月に発足。4機が菱形に密集して飛行する「ダイヤモンド編隊」の元祖としてしられるほか、多くの曲技飛行演目を開発している。






