朴槿恵政権悩ませる現金授受疑惑 歴代秘書室長の名がズラリ… 暴露の前与党議員は自殺

 韓国の李明博(イ・ミョンバク)政権時代の「資源外交」にからむ事業の横領疑惑で、自殺した与党セヌリ党前議員で会社会長の成完鍾(ソン・ワンジョン)氏が、死の直前に、朴槿恵(パク・クネ)大統領の側近らに巨額の金を渡していたと暴露したことが、韓国社会を揺るがせている。成氏証言の真偽など真相解明はこれからだが、朴政権の元前現の秘書室長3人の名前が出てきたことで、クリーンさを売り物にしてきた朴政権のイメージは大きく傷つきそうだ。(ソウル 名村隆寛)

 李前大統領の資源外交を側近として支えた成氏は、検察から逮捕令状が出されていた9日、ソウル市内の山中で自殺する直前に、韓国紙、京郷新聞の電話インタビューに応じていた。

 成氏はインタビューで、「2006年9月、金淇春(キム・ギチュン)前秘書室長がVIP(朴大統領を指すとみられている)に付き添ってドイツを訪問する際、10万ドル(約1200万円)を両替して渡した。07年には許泰烈(ホ・テヨル)元秘書室長に7億ウォン(約7700万円)を3、4回に分けて渡した」と語った。京郷新聞はこのインタビューの音声を電子版で公開した。

Google検索で「産経ニュース」を優先表示。ワンクリックで簡単登録

会員限定記事

会員限定記事一覧

国際ランキング

  1. 中間選挙の結果確定、トランプ政権による干渉に警戒感 米司法省アラスカ上院選巡り提訴

  2. モンゴル副首相、消火に税負担「謝罪だけでは済まない」 草原火災で賠償請求検討へ

  3. 硫黄島記念碑の米兵の首をハンマーでたたき落とす バージニア州でメキシコ移民の子を逮捕

  4. 米中間選挙投票まで1週間 民主、下院奪還に現実味 トランプ氏遊説行脚も支持率過去最低

  5. 7キロのチワワを軍用犬に採用、メキシコ国家警備隊 捜索救助活動へ専用コースで毎日訓練

  6. 共産党「中央」の処分 すでに14人資格喪失 過去最多の可能性 党内統治強化へ有料会員記事

  7. 初代ローマ皇帝邸宅の可能性も…東大の発掘は資金難 イタリア南部の遺跡調査、終盤に有料会員記事

  8. 「一方的に日本人が悪いのではなく…」元朝青龍がモンゴル大規模火災の言説を「疑問視」

  9. ドイツ首相がアジア歴訪、高市氏と会談へ 独大統領は訪中…習氏への「気配り」外交鮮明に

  10. 中国、福田康夫元首相に哀悼の意 高市首相念頭に「日本の政権担当者は反省を」とも発言