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島根県出雲市・御幡地区の住民らが特産化を目指す「いの骨ラーメン」の販売会が、同地区の「なかよし会館」で開かれた。地元で捕獲したイノシシを使い、骨でスープを取り肉でチャーシューを製造。3日間で計300食を準備していたが、見込みを大幅に上回る460食の提供となった。
山や田畑を荒らすイノシシの捕獲と活用をねらい、同地区の有志が「みはた特産品研究会」を結成。イノシシを使った特産品づくりを進めている。会では、独自にイノシシ肉処理場や食品加工場を設置。会員らは処理業や総菜製造業、飲食業の資格などを取得し、これまでにイノシシカレーやイノシシコロッケなどを販売してきた。
そして昨秋、新たに「いの骨ラーメン」を商品化して以降、期間・数量限定の販売会を開催し、今回で3回目。煮込んだ醤油(しょうゆ)味ベースのスープ、脂の乗ったチャーシューの組み合わせは好評で、ふだんは静かな集落に市内外から大勢の人たちが訪れ、ラーメンを味わった。
「世帯数わずか20ほどの限界集落目前の地域をなんとかしようと始めた。山の厄介者のイノシシを活用して地域を元気にしたい」と同会の渡部良治会長(66)。「せっかく来てくださったのに、食材がなくなってラーメンを出せなかったお客さんも大勢いて申し訳なかった」とうれしい悲鳴を上げていた。




