スポーツの現場

アスリートは歯が命?!虫歯や噛み合せとプレーの関係は…小学生〜高校生を検査研究 C大阪と大阪歯科大

 スポーツ選手は歯が命? 2020年の東京五輪に向け、虫歯や歯のかみ合わせがスポーツ選手のパフォーマンスにどう影響するのかを解明するためのユニークなプロジェクトが発足した。サッカーJ2、セレッソ大阪のアカデミーなどを受け持つ「一般社団法人セレッソ大阪スポーツクラブ」(宮本功代表理事)と「大阪歯科大学」(川添堯彬学長)が今年2月、連携研究協定を締結。担当する吉川一志准教授(48)=歯科保存学=によると、中長期的にスポーツ選手の口腔(こうこう)環境とパフォーマンスの関連を調べるのは、世界的にも珍しいという。

 セレッソ大阪のアカデミーに所属する育成年代(小学生~高校生)の選手の口腔環境を吉川准教授らが継続的に検査。セレッソ大阪が持っている選手のフィジカルパフォーマンスのデータと照らし合わせるなどして研究を進める。具体的には、歯科検診やかみ合わせ面積の測定、唾液検査などを定期的に実施。虫歯を治療したり、かみ合わせの面積を増やしたりすることで、どのようにパフォーマンスのデータの数値が向上したのかなどを調べる。

 スポーツ選手の口腔環境とパフォーマンスとの関連性については、かみ合わせがアンバランスだと体の平衡機能維持能力に影響を及ぼすことなどがこれまでの研究で明らかになっている。また、多くのスポーツ選手が成績不良につながる虫歯や歯周病などに悩まされているとの研究論文も英国で発表されている。

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