みずほFG、次期勘定系システムに6月から移行開始

みずほ銀行の本店=東京都千代田区

 みずほフィナンシャルグループ(FG)は15日、入出金や口座管理を担う次期システムに平成30年6月から順次移行を開始すると発表した。14年4月のグループ再編後、併存していた旧3行のシステムがようやく統一される。みずほFGは過去に2度の大規模システム障害を起こした。次期システムへの移行は、4月1日付で就任予定の坂井辰史次期社長の下での一大プロジェクトとなる。

 週末や連休を狙って、9回に分けて段階的に移行する。移行期間中はオンラインサービスを休止するとともに、みずほ銀のすべてのATM(現金自動預払機)が使えなくなる。

 初回は6月9日午後10時〜11日午前8時、みずほ銀行とみずほ信託銀行のシステムの業務共通基盤を新システムに移す。その後、7月中旬から来年2月中旬にかけて、みずほ銀のシステムを7回に分けて移行する。最後にみずほ信託のシステムを31年度前半に移行し、完了する。

 みずほFGによると、次期システムの稼働により、システム関連の経費は今後10年で1割程度削減できる見通し。新商品を出しやすくなるといったメリットも見込んでいる。

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